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設楽陸
Riku SHITARA

​画家 Painter

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REALスタジオとVRスタジオを行き来しながら絵画作品、彫刻作品を制作。初期からのゲーム的世界観や仮想、妄想、自身の内なるの物語をテーマとしており、近年はより現実と仮想の融合と実存そのものについて制作を通して模索し続けている。

幼い頃、TVゲームが禁止されていて学校の勉強ノートや紙の上に自分で妄想し考えたゲーム世界を描き独りプレイしていたことが絵の構図、色彩感覚に大きく影響している。また当時、喘息とアトピーを患っており、自分の身体的な弱さと現実世界への違和感を覚え「ここではないどこか」の存在を意識し始めた。こうした一見ネガティブで私小説的な記憶をベースとし絵が描かれているが、画面は原色で明るく構成され虚構性が高く、どこまでも短絡的で快楽的に見えるかもしれない。しかし、私にはここ最近の現実世界も内なる現実のどちらが妄想なのか正直分かりづらい時があるが、正直どちらでも構わないしそれが普通だと思って絵を描いている。

​略歴

1985年 愛知県生まれ

2008年 名古屋造形芸術大学 美術学科 総合造形コース卒業

​個展

2009年   parallel  reality(CAS /大阪)

2011年   シミュレーテッドレアリズム(ギャラリーM /愛知県)

2012年 サルと兵士と爆弾と僕(ギャラリーM /愛知県)

2019年 INNER VISIONS ~絵の帝国~ (マサヨシスズキギャラリー/愛知県) 

​グループ展

2008年   TRANSIT 2008 (カーネギーメロン大学ミラーギャラリー/ピッツバーグ)
      Dual Life (愛知県美術館ギャラリー/名古屋)
2010年 あいちアートの森  (東陽倉庫テナントビル/名古屋)
2008年   Asia Students and Young  Artists Art  Festival  (ソウル旧駅舎/ソウル)
2010年 感じる世界、紡ぎだす物語 (ギャラリーM/愛知県)
2012年 ポジション2012(名古屋市美術館/名古屋)
              モニターとコントローラーの向こう側へ(ニュートロン東京/東京)
2013年   Flesh and bone (海岸通ギャラリーCASO/大阪)
2015年 Sky Over 1 (アートラボあいち大津橋/名古屋)
2016年   設楽陸&矢島与萌【MATANOZOKI】(gallery blanka/名古屋)
              となりの人びとー現代美術 in 春日井(春日井文化フォーラム/愛知)
      PLAY vol.1-表現における遊戯性-  (かわら美術館/高浜市)
2017年   sign-pos  設楽陸、鈴木一太郎二人展  (art space & cafe barrack/瀬戸市)
              惑星ノマ――PLANET NO-MA  
            (ボーダレス・アートミュージアムNO-MA/滋賀県)
2018年  なごや寺町アートプロジェクト×タネリスタジオ現代美術展 
       EMPOWERS 寺町とアート、繋がる輪の物語(寺町/名古屋)
2019年  ワンダーピーポー  設楽陸・鈴木優作二人展(Art Spot Korin/京都)
       瀬戸現代美術展2019(瀬戸サイト/瀬戸市)
         情の深みと浅さ(ヤマザキマザック美術館/名古屋)
2020年  RECEPTOR(マサヨシスズキギャラリー/愛知県)

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